活動報告  視察・研修等に関わる活動

議員活動のご報告

視察・研修等に関わる活動

自治体政策の展開と課題、そして自治体政策の計画と制御 8月2日

午前のセミナー「自治体政策の展開と課題」の第1ページ

講師の講義に対する質問や自由意見を付箋紙に書いて提出。講師よりコメントをいただく。

「自治体政策の計画と制御」について、講師が説明。

 講師は龍谷大学の土山希美枝教授。高度成長期の政治社会変動と都市型社会の成立からスタート。講師の専門領域という紹介があった。
 農村型社会「原基型政策(伝統政策)」-近代化(=工業化・民主化)「近代化政策」-都市型社会「Ⅲ型段階の市民課題」の変遷について解説をいただいた(生活権の保障・国富の再配分を特徴とする近代化における分類をⅢ型段階としている)。
 この変遷の中で、「社会余剰」という観点に着目すると、農耕ー定住により「社会余剰」が集積、生産力の増大に伴い身分ができる。さらに、支配層は「社会余剰」を増やし、どう集めるかに腐心した最大の象徴はピラミッドと言える。直接統治から分割統治となって、日本では藩主が表れ、欧州では貴族が出現するが、「社会余剰」をどう集めるかについては変わらない。社会の変容の中で政治・政策を語る機会がないだけに新鮮に感じた。
 一方、政策についての部分では、政策とは(目的)と(手段)の組み合わせであり、公共課題に対しては公共政策という。これには、市民社会セクター、政府セクター、市場セクターが、互いに連携・協力・緊張・競争により関わっている。この政策を軸に、自治体政策を論じ、財政との関連、政策のい制御をどう考えるか、制御ツールとして総合計画、事業別決算をどのように位置づけるかを講義を通して考える機会を得た。
 最後には、「政策議会」をどのように構築するか、鎌倉市議会の課題でもあり、その構築に向けたアイデアを模索し続けている。近いうちに提案したい。 

議員が知っておくべき財政の話 7月27日

講師から地方交付税制度及び基準財政需要額について説明を受ける

公益財団法人 寝屋川市保健福祉公社 程岡講師によるセミナー資料 基礎編1

「国の予算と地方財政計画との関係」について説明する講師

 議会閉会中にやっておくべきことのひとつに、議会活動に資するインプット活動がある。それは、政務活動費を活用して、セミナーの受講や先進市への行政視察を実施することである。5月以降、すきま時間がなくなり行動が限定されることが多くなったが、時間の使い方を考え、協力いただける方々のサポートなどをいただきながら、7月下旬から8月中旬にかけて、かなり集中的に活動を予定している。
 まずは、9月定例会の決算審査、そしてこの決算審査を来年度の予算審査に生かすため、表題にある「議員が知っておくべき財政の話」を受講した。案内パンフレットには、とある自治体の財政課長や財政部長の経験者とあり、現在の職務等は明らかにされていなかったこと、議員にとって各自治体の財政をしっかりチェックする力を備えるべきと考える議員が多いせいか、大きな会議室を参加者が埋め尽くす盛況ぶりであった。詳細は後日作成の政務活動の告書に譲る。
 午前は、予算について、その種類と内容、6原則、編成過程と執行、決算はさらりとその意義、調整、審査と認定、公表、そして決算の分析と財政の健全化について講義があった。
 午後は、地方交付税制度、基準財政需要額と収入額、臨時財政対策債、補助事業に対する充当率と起債限度額・交付税措置について、さらに地方財政に関する諸数値、地方財政計画のポイント等、幅広い内容について触れられた。
 9月定例会では、平成28年度決算の審議がされるが、結果としての数値の議論と、その結果に至る過程の議論が必要と考えられる。「予算・決算常任委員会」の議論に決着をつける時期にきていると考えている。是非、常任委員会化すべきである。 

政策法務相談第2回(藤沢市口腔保健センター視察) 1月24日

藤沢市口腔保健センターの
玄関
休日急患歯科診療、障害者歯科診療、要介護高齢者社歯科診療 それぞれの診療に対応していることがわかる

4階会議室にて、質問項目に対する資料説明等を受けた
同時刻に診療が行われていることから、出席者の約半数ずつで、3階フロアの障害者歯科診療を行っているフロアに案内された

藤沢市歯科医師会 鈴木会長、吉田専務理事、鎌倉市歯科医師会鶴岡会長を交え、出席者で記念撮影

 すっかり報告が遅れたが、昨年11月24日に実施した政策法務相談(市政・議会に関わる活動を参照)に続き、1月24日、鎌倉市歯科医師会のご紹介で、藤沢市歯科医師会が運営する「藤沢市口腔保健センター」を視察した。
 テーマは「在宅歯科診療の拠点整備及び休日急患歯科診療所のあり方」で、内容は「在宅歯科診療の拠点、障害者、要介護者等の通院歯科診療の拠点、休日急患歯科診療所について、藤沢市の状況を視察、調査し、求められる整備のあり方について知見を得る」ものである。事前に質問項目を起こして、藤沢市歯科医師会へ送っていたことから、丁寧な資料準備をしていただき、本当にありがたい限りであった。
 藤沢市では障害者歯科診療は30年超、要介護高齢者歯科診療は約20年と大変経験が深い。市民ニーズは極めて高いとのことであった。建物は4階建てで、1階は要介護高齢者歯科診療、2階は障害者歯科診療、3階は事務所スペースで、4階は会議室となっており、診療に適したスペースが必要と聞いていたので、その意味も理解できた。
 障害者歯科指導医・認定医、老年歯科指導医・専門医・認定医等を擁する2次医療機関としては全国一と言われている。ここから、1次医療機関(診療所)での診療が継続的にできるようになるのが理想とのこと。障害者歯科は4名/班×3チーム、要介護高齢者は2名/班×3チーム、麻酔医1名、歯科衛生士7名の体制で診療にあたっている。
 設備と歯科医療スタッフがマッチしていることが重要だと理解できた。単に設備があればいいとか、市内の歯科医師が交代で診療すれば済むという、浅い認識はすっかり覆された。市も歯科医師会も相当の覚悟が求められる。
 鎌倉市民にもこの施設を利用している方がいる。遠路隣接市まで足を運ばなければならない不便を解消するためにも、「口腔保健センター」を実現しなければならない。平成29年度予算で、休日急患歯科診療所の移設が実現し、障害者歯科診療や要介護高齢者も受診できる施設ができる。しかし、私はあくまでもまだ暫定的な施設と位置付けている。健康づくり拠点の深沢地域の整備にしっかり位置付けていくことが重要である。
 

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